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アニメ映画  ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 感想

アニメ映画 

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 感想f:id:kaneyan21:20230402143808j:image

 

かつて少年時代の「孫悟空f:id:kaneyan21:20230402153554p:image

その少年たった一人に

壊滅させられた…

悪の組織・レッドリボン軍

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組織の総帥で亡き父のレッド

その意志を継ぎ息子であるマゼンタf:id:kaneyan21:20230402153702p:image

彼はレッド製薬という表向きは普通の

会社と振舞いつつも虎視眈々と

レッドリボン軍(世界征服)

復活のための資金と戦力を集めていた。

彼(マゼンタ)は考えた…

父の仇であり新生レッドリボン軍

(世界征服)の最大の災厄なる敵

孫悟空

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その災厄を取り除くにはどうすれば…

 

行き着いた答え ソレは

かつてレッドリボン軍

に所属し 仇敵 「孫悟空

を極限まで追い込んだ

究極生命体「セル」f:id:kaneyan21:20230402153855p:image

を作り上げた

天才科学者・Dr.ゲロf:id:kaneyan21:20230402155519p:image

その孫であり亡き祖父以上の

才能を持つDr.ヘド

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彼を仲間に招き入れる事だった…

 

Dr.ヘド…彼にとって祖父の仇以前に

善も悪も興味なくただ研究開発ができ、

そのための資金援助さえあればよかった

 


それに加え、マゼンタによる嘘の情報

カプセルコーポレーション

社長ブルマ博士とその仲間、

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孫悟空一派による悪の組織なのだ! 

っとまんま自分(マゼンタ)の事を

すり替えた説明…

 


真偽はともかく、兼ねてよりヒーロー物

が大好き彼(Dr.ヘド)にとって

またとない燃えるシチュエーション!

 


今、ここに天才Dr.ヘドによる新たなる

最強の人造人間が生まれるf:id:kaneyan21:20230402154025p:image

 

…そして…その影に潜む…

…もう一つの災厄…

…最悪が胎動をはじめた…

 

 

 

 


3年半ぶりのドラゴンボール超の映画…

 

3年前、長男と観たのが感慨深いです…

(もう高校生なのでついてきませんが)

 


今回「スーパーヒーロー」は前回の

映画「プロリー」とかなり

コンセプトが違う

 前回が主に悟空(主人公)、ベジータ

ブロリー3人のサイサ人

 


を中心に据えたパドル重視物語なら今回は 

悟飯(悟空の息子)ピッコロ パン(悟飯の娘)

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を中心に据えたキャラ重視の物語である

敵である人造人間(ガンマ1号、2号)

&Dr.ヘド等でおりなすコミカル

な人間模様を中心に、敵味方含め

何処か憎めない 原作ドラゴンボール

初期のイメージに近いほんわかした

雰囲気で話は進んでいく

 


物語の前半は特にキャラそれぞれ

パーソナルに焦点を当てて 

何気ないエピソード(ギャグ)

を交えキャラクター達のやり取りが

微笑ましいです

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特にピッコロ パンの師弟関係!…

っというより孫とおじいちゃん

の関係っといた方が近いか…

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真面目なピッコロさん(元魔族)

孫悟飯家のマイペースで少し天然

な所に振り回されつつ

そのお世話に呆れながらも、

満更でもない感じが滲み出ちゃってる

感じが……ピッコロさんの愛らしさがもう!

 ピッコロファンにはたまらないです

 


今作は製作者&原作者の

ピッコロ愛が溢れまくってる作品ですね

 


もちろん 後半はパドル物ドラゴンボール

としてバリバリ動いてエンタメアクション

として楽しめます

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なんせ、基本パドル枠作品なので〜

(自分的には少し違うのですが)

 

 

 

さて 今作「スーパーヒーロー」と

前作「ブロリー」ではアニメーションの

アプローチというかコンセプトがかなり違う

ブロリー」は その当時で

出来る得る最高のアニメーター達のてによる

バトルアニメーション

(CGを織り交ぜつつも)

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を目指した 正にその時点での

東映アニメーションの集大成であり

完成形をみせたのに対して

今作「スーパーヒーロー」は

原作者「鳥山明」の絵をいかに

フル3DCGアニメーションにおとしこみ 

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2Dの漫画をいかに3D空間の中

違和感なく動かせるかに挑戦しており

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それは東映によるアニメの新しい表現の

チャレンジであり可能性を見せてくれた

 


作品の性質と方向性は違うが 

その後 公開された同じ東映

ザ・ファーストスラムダンf:id:kaneyan21:20230402154910j:image

にカテゴリーは近く 

コレ(スーパーヒーロー)を踏まえてこその

スラムダンクの表現だと思う

 


東映の3DCGアニメの技術は 娘が

熱中していた女児アニメ プリキュアf:id:kaneyan21:20230402154951j:image

のエンディングの頃から横目に

見ながらもすごいなっと思ってました

 


1995年に公開した トイストーリー

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ピクサーによる昔ながらのアニメーター

の絵作りとは 全く違う

3Dでモデリングしたキャラを

3D空間で実写に近い物理法則で動かす

フルCG 3Dアニメ

そのインパクトに大人も子供も夢中になり

世界中を虜にした正に革新的な作品

 


その制作には多額の資金が

かかるがゆえにか 日本も遅らせ場ながらも

日本の誇る 人気漫画IPを投入してきた…が…

 主に 白組作品 がそうである様に

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あくまでもピクサー作品の二番煎じで

キャラをCGで3Dモデリングした作品どまり

 

良くも悪くも原作の絵とは違う……

原作付きが逆に弊害となり

これではない!感がつきまとう

(作品の出来に関係なく)

 


だが東映はそのアプローチとは違い

常に原作の絵ファースト

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漫画家やアニメーター達が持つ

絵に対する技量と個性そして想い

それを大事にしてきた

漫画&アニメ大国日本

だからこそ突き詰める事が出来えた

2Dアニメ絵(漫画絵)と3D空間の融合

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普通(他国)なら発想すらしない 出来ない

理外の理

それ故に唯一無二 の表現力f:id:kaneyan21:20230402155145p:image
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これぞ ピクサーとは違う日本流 いやっ!

東映流の3DCGアニメ表現の方向性なのだ!

そして その完成系に近いのが今回の

ドラゴンボール超 スーパーヒーローf:id:kaneyan21:20230402155501p:image

なのではっと思います

(ゲーム業界特ではバンナムも頑張ってますが)

 


っとまぁ色々能書を垂れてますが〜

普通にエンタメとして面白いので

観てください

やっぱ鳥山先生の関わる作品はサイコー

なのですよ←単なるファン目線(^_^;)